Weekendcycler 退かなきゃ死ぬが,退けば未来は掴めない.なら掴もうぜ,未来.

トマトチキンカレーの作り方

よおーッ!また来たのかよ!……はッはッうれしいぜ!

読者のおまえ達が見に来てくれないと張り合いがないからな!

 

俺はカレーを作りながら完璧なレシピを探した!

いろんなタイプの人が美味しいと言ってくれるようなコンビネーションを探した!

……そして今!俺はブログを更新している!この意味がわかるか?

……………………分かった!教えてやる!

 

つい最近俺が作ったカレーが!

今まで俺が作ったカレーの中で一番!

美味いってことなんだよ!

 

…どう考えても負けフラグ立ってますね.

どうもさーくです.

 

Twitterでお世話になっている方々はご存知かと思われますが,

ここ1年間ずっとカレーを作り続けてきました.

 

ただカレーを作るだけではつまらん!と思った凝り性な僕は,

様々な工夫を加えてきました.

 

最初はカレールウを使っていましたが,それをカレー粉に変えたり.

甘さを出すためにりんごジュースやバナナ,とんかつソースを入れたり.

とろみを出すためにヨーグルトを入れたり,

普通とは違う味を目指してトマトを入れたり…

 

といった試行錯誤を繰り返しているうちに,

やっとこさ美味しいと思えるカレーが作れるようになってきました.

食に肥えた道民5人に食べてもらって美味しいという評価を頂いたので,

これなら大丈夫だろうと.

今回はそのレシピを紹介したいと思います.

 

まず,用意するものはこちら.

 

材料(俺4人分)

鶏もも肉:400g

にんじん:2本

じゃがいも:6個

玉ねぎ:2個

にんにく:2片

カットトマト:2缶

カレー粉:大さじ5

100%りんごジュース:400ml

水:200ml

ローリエ:2枚

オリーブオイル:大さじ2

塩胡椒:適量

オレガノ:適量

バジル:適量

赤ワイン:適量

とんかつソース:適量

 

こんな感じ.

ちなみにカレー粉はこいつを使ってます. 

S&B 業務用カレー粉 400g

S&B 業務用カレー粉 400g

 

 

①下準備

まずは下準備から.

にんにく,玉ねぎをみじん切りにします.

にんじんとじゃがいもは大きめの乱切りで.

具材は大きいほうが見栄えが良いです.

鶏もも肉は一口大よりちょい大きめに切った後,

塩胡椒,バジル,オレガノを振って手でよく揉み込み,

ビニール袋に入れて赤ワインを入れ,さらに揉みます.

カレー粉には味がついてないので,塩胡椒はちょい多めに振っても大丈夫

ワインは多すぎるとカレーの味が薄まる&灰汁が出まくって大変

かつ少なすぎると肉が焦げ付くので程々に入れてください.

目安としては肉全体が1/3浸かるぐらいがいいです.

下準備のポイントは上記の順に処理をすること.

にんにくを切る段階で包丁が濡れていると,炒める際に焦げやすくなってしまいます.

これで下準備はOK!

 

②炒め

次は炒めに入ります.

鍋を2/10くらいの火力にして温めてからオリーブオイルを敷きます.

みじん切りにしたにんにくを入れてそのまま炒めます.

火力が強すぎるとあっという間に焦げてしまうので注意.

 

にんにくがキツネ色になってきたら玉ねぎを投入します.

徐々に火力を上げていって,4/10くらいで炒めます.

 

玉ねぎがキツネ色になってきたら,次は肉を投入します.

ビニール袋の中身をワインごと全てぶちまけます.

ここで火力を一気に6/10にして,適当にかき混ぜながら炒めます.

 

肉に火が通ったら,次はにんじんとじゃがいもを投入します.

火力を7/10にして,割と本気でかき混ぜながら炒めます

いいですか?割と本気ですよ?

本気でかき混ぜないと焦げ付く可能性があるので注意です.

ちなみにカレーを作っていて一番楽しいのはここですね!

オリーブオイル,にんにく,バジル,オレガノ,そして野菜がの香りが合わさってたまらない!

非常に食欲をそそられます.

 

③煮スタート

にんじんの端の方が透き通ってきたら,りんごジュースと水を投入.

火力を6/10にして3分ほど煮ます.

灰汁が出てくるので,火力を4/10にしたあと適当にすくいます.

ここでローリエ投入.

 

④じゃがいも取り出し

さらに5分くらい煮た後,じゃがいもを一旦取り出してください.

ここでじゃがいもを取り出す理由は,このまま煮続けると形が崩れるからです.

じゃがいもを別茹でしておいて最後に入れるという手もありますが,

スープの味がじゃがいもに染みないので個人的には好きじゃないです.

 

⑤カレー粉投入

じゃがいもを抜いた状態で煮続け,にんじんが柔らかくなってきたら一度火を停め,

カレー粉を大さじ2だけ入れます.

恐らく水がかなり少なくなっていますが,じゃがいもが無いので溶かしやすいはずです.

 

混ぜた後じゃがいもを再度投入して火力を4/10に.

このとき,水が少なすぎて煮物みたいになりそうなら50ml程度加えてください.

ちょっとだけ色が濃くなりましたね.

 

⑥トマト投入から仕上げまで

そのまま5~10分くらい煮た後,カットトマト2缶を投入してかき混ぜます.

一気に赤くなりましたね.

 

残りのカレー粉を入れてさらにかき混ぜます.

最後の仕上げにとんかつソースをかき混ぜながら少しずつ入れていって,好みの味にします.

このソースを回しただけの状態はちょっとお洒落な感が.

ただのとんかつソースだけど(笑)

 

かき混ぜるときにじゃがいもを崩さないように注意してください.

見栄え大事!!

さらに4/10程の火力で煮続け…とろみが出てきたら完成!

 

皿に盛り付けてTwitterに写真をアップ!!
空腹のフォロワー達を絶望の底に落としてあげましょう(笑)

 

くぅ~疲れましたwこれにて完結です!

結構面倒くさい工程を踏んできました.

おそらく中には要らなかったり,

こうした方が良いという工程がたくさんあると思います.

というのも現時点では知人やネットから情報を集めたりして「なんとなく」作っているだけであって,

「理論的に」作れる段階には達して無いからなんですね.

要するに,

 

ローリエ入れると香りがつくらしい,なら入れとけ!

とりあえずにんにく入れると美味い,なら入れとけ!

トマトにはバジルとオレガノが合う,なら入れとけ!

 

こんな感じで作ってるわけです.

これでは単純すぎますよね.

 

なので,これからの目標は,経験則だけでなく

「理論的に美味しく作る」ことを目指して行きたいと思います.

あとはカレー粉もスパイスから,ソースも材料から自作してみたいですね.

 

例えばこんな本を参考にしながら.

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

 

 

料理の科学〈1〉素朴な疑問に答えます

料理の科学〈1〉素朴な疑問に答えます

 

 

 ちょっと立ち読みした程度ですが,

例えば辛さは痛覚であり味覚ではないとか,

人間が一番最初に感じる味は甘さであるとか,

弱火で料理しなければいけない理由とか,

更には分子結合がどうのこうのとか色んなことが書いてあるみたいです.

理系としてはワクワクしちゃいますよね.

 

それにしても.

自転車にしろカレーにしろ,一つのことにずっと向かい合って高めていくというのは本当に楽しいですね.

そしてこじらせ過ぎて本当に楽しいのかわからなくなってきたとき,

趣味が趣味以上になるかどうかの境目にいるんだろうなと.

そう,継続は力なり!次のカレー記事にご期待ください(笑)